ラテアート練習編③
さてさて、前回はラテアート練習編②として、初めてエスプレッソマシンを導入してラテアート練習する初心者の方向けに書いていきました。
その続きとしてラテアート練習編③行ってみましょう。
今回は”注ぎ”です。
エスプレッソもクレマが出るように抽出でき、ミルクも適切にスチーミングできたとしましょう。
ラテ完成までの作業は極力素早く行ってください。
いよいよ注ぐわけですが、これが中々緊張します。
私も最初は手が震えたものです。また、ミルクをこぼす恐怖とも闘わなくてはなりません。
さらに、飲める量も限られているので一度にたくさん練習できません。
※オススメの練習方法についてはまた別記事にしたいと思います。
そんな諸要因を乗り越えて練習するわけですが
1.キャンバスづくり
クレマを壊さないようにラテアートの下地を作り、液量のかさ上げをします。
カップとピッチャーを離し、ミルクを高い位置からそっと注ぐ(10~20cmくらい)
2.ミルクを液面に浮かせる
ピッチャーの先端を液面に近づけてミルクを注ぐと、ミルクが浮いてきます。
まずはこの工程で、ミルクを液面に浮かせることを覚えます。
そこから、自分が描きたいアートを練習していくことになると思います。
最初はハートでしょうか。中央にミルクを浮かせ、ピッチャーを液面から離して真ん中をカットすれば完成です。
まずはそれで感覚をつかみました。
私の場合は次にリーフの練習をしました。
理由はリーフが描きたかったからです。このように、自分のモチベーションが保てる柄を練習するのがいいかなと思います。
リーフを描くにあたって、新たな要素が出てきます。
そう、”振り”です。
また同時に、ミルクを注ぐ速度も重要になってきます。
”振り”についてはピッチャーの先を意識して振るとバランスを取りにくく、流れるミルクが均一に左右に流れにくいように思います。
私としてはピッチャーの先端ではなく、前側の底を意識するといいと感じています。
あくまでも揺らすのはピッチャー内のミルク(しかも底)だという意識を持つとうまく振れるようになりました。
続いて流速です。
これも個人的には大事だと思っていて、一定の速度でミルクを流せるようにしてください。
途中で迷ってしまったり、描けてない気がして速度を緩めてしまいそうになりますが、常に一定の流速を保ってください。
これでリーフが描けるようになりましたね。(書き始めるとキリがないので、思い立ったらまた細かく記事にしようと思います)
それでは、また次の機会に。