ラテアート練習編②
前回ではラテアートの練習についてほんの少しだけ触れました。
今回は前回挙げたポイントについてそれぞれお話したいと思います。
①エスプレッソの抽出
”ラテアートに限って言えば”エスプレッソの抽出はそこまでハードルが高くありません。
ある程度クレマが立つ範囲に収めてしまえばアートは書きやすいです。
…ほとんどクレマが無くても描けてしまったりもします。
・適切な挽き目(エスプレッソ用極細挽き)
・適切な粉量
・適切な抽出時間
・適切な抽出量
このあたりを気にしていれば大丈夫です。
粉量と抽出液は1:2(例えば粉量20gに対して抽出液40g)で抽出時間は30秒。とかですかね。
このあたりは色々レシピがネットとか本にあると思いますのでそちらも調べられたらいいかなと思います。
エスプレッソの味も基本的に挽き目や粉量を微調整して行うんですが、そのあたりは好みもありますし、豆によっても違います。
これが正解!みたいなのはありません。聖杯はないのです。
エスプレッソの抽出についてはそのうち書こうかと思います。
続いてミルクのスチーミングです。
このようなミルクピッチャーを見たことがあるかと思います。
これに牛乳を入れ、エスプレッソマシンのスチームノズルから出る蒸気によって温めながら空気を入れる作業です。
スチーミングについての動画や記事はかなりありますので、そちらのほうが直感的に理解できように思います。
流れは…
・ミルクにスチームノズルを(渦ができるように)中心よりややずらして入れてスチーム開始。
・スチームノズル先端をミルクの液面に付くか付かないところまで抜くことで空気を入れる(ドラえもんの足と地面の関係くらい僅かな距離感。チリチリッという音がします)。
・空気が入るとミルクの嵩が増えます。1.3倍くらいまで速やかに空気を入れたらあとはノズルを元の位置に戻して、ミルクを温めます。
・ピッチャーの底のあたりを手で触って、熱くて触れないくらいが55~60℃くらいなのでそこでスチームをやめます。
ピッチャーを軽く回してミルクの表面がピカピカになっていれば成功です。
次は注ぎですが…
長くなってしまいました、続きはまたの機会に。