機器輸入その後…
前回までで、機器をランクアップさせるために個人輸入をしたことを書きました。
今回はその後をゆったりと書いていこうと思います。
さて、機器はそろいました。
次の日には、エスプレッソ用の豆を買いに行き、さっそく抽出…
レバーが重い…どうやら粉が細かすぎるらしい…調節しないと…今度はダバーっと出てくる…ダメだ行き過ぎた。
次は……と何度か調整しやっとそれっぽいエスプレッソが出たように記憶しています。
クレマがあり、香りもある程度立っている。
それだけでとても嬉しかったです。
飲んでみると苦い…自分が昔飲んでおいしかった記憶とは少し違うな…でも大丈夫ミルクを足すから。
ラテアートはハートにチャレンジしました。なんと一回で書けました。
やっぱり新しいマシンは違うな、と思ったものです。
それからはレバーの引き方やスチーミングの仕方などをトライ&エラーで頑張っていました。
しかし、スチームはやればやるほどわからなくなってきたりと苦戦しました。
スチームの吐出口の形状がいけないのかと思い、ネットで改造記事を見て試してみたりなどなど。
さらに、だんだんとクレマが立たなくなって来てその理由もわからなくなってきました。
どんどん迷走していましたね。
教えを乞う人もいなかったのでかなりの回り道でした。楽しいと思えてなかったら続いてなかっただろうな…。
ラテアートもリーフに挑戦しだしてから思うように描けない時期が長く続きました。スチーミングのやり方を変えてみたり、ミルクピッチャーを変えてみたりと試行錯誤の連続です。
そして実は並行してコーヒーのおいしさってなんだろうと考え始め、自分で焙煎にチャレンジしようと思い立ちます。
凝り性な性格なので、コーヒー豆を焙煎するということにも強い興味がありましたから、自家焙煎に関する動画をYoutubeなどで閲覧していました。
困ったときのYoutube頼みです(笑)
すごい時代になったものだとつくづく感心します。
どんなジャンルでも探せば大体何かしらの動画がアップされていますからね。
長くなりましたので続きはまたの機会に。
Eurekaのグラインダーについて
ワクチンの3回目接種が話題になっていますね。
日本にも次の波が来るのか不安です…。
さて、前回La pavoniのエスプレッソマシンについての使用感について書いていきました。
今回は併せて購入したグラインダーについて書いていこうかと思います。
購入したのはEureka社のMignon Specialitaです。(画像は同じ商品ではありませんが参考までに)
コーヒーを始めたばかりのころは、あまり意識していなかったグラインダーですが、いろいろと勉強していくにつれてその重要性に気づかされます。
そもそも、amazonなどで購入できる安価なグラインダーではエスプレッソ用の極細挽きを行うことはできません。
それに、グラインダーは良いものを購入したほうがよいという考えも合わせて購入するグラインダーを探していました。
もちろん、当時の予算に合うものという条件はありましたが…。
(有名なグラインダーは数十万円するものが普通です。)
気になる使用感ですが
良い点
・ホームユーザーが使用する分には十分
極細挽きも可能ですしドリップ用の挽き目にも対応しています。多少ダマになることもありますが、十分なのではないでしょうか。
・メンテナンスが楽
簡単に分解清掃を行うことができます。
・見た目
クロム(鏡面仕上げ)という色を選びましたがとてもかっこいいです。
悪い点
・グラインダーの性能の限界
本当にマニアックに粒度を追求するならもっと高額なグラインダーを購入するほうがいいでしょう。
・グラインドのスピード
家庭用なのでグラインドは遅いです。20gを14秒くらい(エスプレッソ用極細挽きの参考値、挽き目等によっても異なります)。
・挽き目調節が難しい
無段階調節が可能なんですが、その分ダイヤルをどの程度回せばよいかという匙加減が困難です。
いろいろと書いてきましたが、全体的にホームユーザーには十分な性能かと思います。一般的な使用目的であれば不足に感じることはないでしょう。
使いやすいです。
最後にもう一度書きます。
良いエスプレッソマシンを購入するくらいなら良いグラインダーを購入しましょう!
それではまた次の機会に。
La pavoni のエスプレッソマシンについて
前回まででエスプレッソマシンとグラインダーの個人輸入について書いていきました。
当時はよい機器がそろい、これでエスプレッソの抽出やラテアートがうまくできるはず。と考えていました。(もちろん現実はそう甘くはありませんでしたが)
とにかく気持ちが上がり、夜に届いたにもかかわらず急いで開封しセッティングを行いました。
せっかくなので私が感じたLa pavoniの良い点悪い点について書いていきたいと思います。
良い点
・見た目がとにかくかっこいい。
これに関しては好みもあるかもしれませんが、私はこのシルバーのたたずまいが最高です。
・楽しい
自分の手でエスプレッソを落とすという満足間がありとても楽しいです。
悪い点
・抽出が安定しない
当たり前ですがレバーをおろす速度などが一定でないため抽出は安定しません。
・本体が恐ろしく熱い
本体の円筒部分にお湯を入れて沸かすため、とにかく本体が厚くなります。ふとした時に触れてしまうととにかく熱い。私も何度もやけどしました。
・水を抜くのが手間
本体に水を入れるときは計量カップなどで入れれば問題ないんですが、水を抜こうと思うと本体ごとひっくり返すことになります。そこそこ重量もあるためしんどい時がありました。
悪い点が多くなってしまいましたね…
クラシカルなマシンのため取り扱いや手入れの面で意外と扱いづらいと感じていました。
私の場合ですが、扱いづらい=練習回数も減ってしまうという傾向にあったため、割と早い段階で買い替えを検討し始めたのは内緒です。
もしもこれからこの機械の購入を考えられている方に言えることがあるとすれば「やけどに気を付けましょう」に尽きると思います。
それでも、エスプレッソの楽しさを十分に体感できるマシンですし個人的には好きです。本当にかっこいい。
以上が初輸入のエスプレッソマシンを使用した感想です。
次はグラインダーについて少し感想を書いていきたいと思います。
それではまた次の機会に。
エスプレッソマシンの個人輸入編(第3回)
前回の記事で注文まで書いていきました。
今回は到着までのことを書いていこうと思います。
正直、本当に届くのかどうか不安でした…でも大丈夫、しっかりと届きます。
購入時に配送オプションを選べるようになっている場合が大半だとおもいますので、しっかりと確認しておきましょう。
私は記憶で書いているので詳しく書くことはできませんがFedExなどの有名配送会社を選択し、なおかつ早期配送と荷物追跡をつけておくことをオススメします。
もちろん、配送費用は高くなりますが待っている間の不安感は断然少ないとおもいます。
イタリアからの購入でしたが、かなり早かったように記憶しています。(数か月待つ覚悟だったんですが、1ヵ月もかからなかったはずです)
毎日、荷物追跡を確認しながらドキドキして待っていました。
ちゃんと届いたときのあの感動は忘れられないです。なぜか達成感も感じていました。
梱包も丁寧で器具も問題ありませんでした。箱に少し傷があった程度でしょうか。
個人輸入については以上です。
正直難易度は低かったです。そしてこれに味を占めて個人輸入を繰り返すことになります。
次回は何を書きましょうかね…
それではまたの機会に。
エスプレッソマシンの個人輸入編(第2回)
前回は、海外サイトでエスプレッソマシンとグラインダーを購入するところまでを書きました。
今回はその続きのお話をしていこうかと思います。
購入に際して気を付けた点で書き忘れていたことをいくつか書いてみます。
・電圧と電源周波数(すごくざっくりとした解説)
海外と国内では電圧が異なります。
日本は100V
アメリカは120V
ヨーロッパは220~240Vなどなど
120V→100Vは若干パワーは落ちるそうですが使えるそうです。(筆者は実験したことはありません)
電源周波数も国によって違います。
そして聞いたことがあるかもしれませんが、日本は50Hzと60Hzが併存しています。東日本が50Hz、西日本が60Hzです。
周波数に関しては変更できないため、よく確認しましょう。
電圧に関しては変圧器によって変更することができるため、240V製品であっても下に掲載している機械を間に挟めば(ただプラグをつなぐだけ)使用することができます。
お住いの地域に合わせて、どこから輸入するか、どこの国仕様なのかもキチンと調べて合うものを探しましょう。
・決済方法
クレジットカードを使う予定でしたが、PayPalを使用したほうが返金手続きなどが生じた場合にスムーズという記事をどこかで見たのでPayPalを使用しました。
・保証について
メーカーやお店でたいてい保証をつけています。コミュニケーションに必要な言語については前回も書きましたが、Google翻訳で十分です。
しかし、大きな荷物を送り返してのやり取りはかなりの負担がかかると思います(費用的にも)。
国内輸入代理店さんがそういう部分を負担してくれている(国内仕様への変更も含めて)と考えると、国内価格も妥当かなと思ったりもします。
私は結局金銭的なメリットが大きいので、購入に踏み切りました。
次回はドキドキ到着編です。
続きはまたの機会に。
エスプレッソマシンの個人輸入編(第1回)
前回の記事では、グラインダー購入にいたる経緯やグラインダーについて書きました。
そしてついに、個人輸入編となります。
コーヒーやエスプレッソに一気にどっぷりとハマってしまった私が、いいエスプレッソを淹れてみたいとか、綺麗なラテアートが描きたいとかそういう想いだけでまさか自分で機器を輸入することにするとは夢にも思いませんでした。
ちなみに私は英語を話すことはできません。英語力は高校で止まっています。
そんな私が個人輸入をした記録を記念として残しておきたいと思います。
個人輸入を知るきっかけになったのは、マシンを調べているときに某サイトで語られていたのを見たからでした。そこでは(どのサイトかは失念してしまいました…)
それによると
・きちんと品物が届く
・値段が安い
・初期不良等があった場合は手間がかかりそう
・電圧と電源周波数はよく確認する必要がある
補足的な情報として、エスプレッソマシンは割と壊れない(特にロータリーポンプの場合)とか自分にとって都合のいい情報といろいろと集めました。
La pavoniのエスプレッソマシンとEUREKAのグラインダーの購入を決め、いろいろなサイトを確認しました。
最終的に購入したサイトはここです。
エスプレッソマシンとグラインダーとちょっとしたアクセサリで1,060ユーロくらいだったようです(関税等は失念しました…)。
それでも国内で買うよりはかなり安く購入することができました。
購入の際メールで気になる点をショップに問い合わせたところ、ものの数時間で丁寧な返事が届きとても安心したのを記憶しています。
メールのやり取りは高校英語でも十分対応できる内容でしたが、秘密兵器を使いました。
「Google翻訳」です。
ものすごく精度が高いのでメールであれば全く違和感なくコミュニケーションをとれます。
もしも、個人輸入してみたい方がおられたら、言葉の壁についてはあまり気にしなくてもよいかと思います。
さて、続きは第2回に書かせていただきます。
それではまたの機会に。
エスプレッソマシンの個人輸入編…の前に。(グラインダーのこと)
さて、前回の記事ではLa pavoniのレバーマシンの個人輸入を決意したところまでを書きました。
今回はその続きの個人輸入について書いていこうかなと思ったんですが、重大なことを思い出しました。
もう一つ決断していたんです、そう、グラインダーの購入です。
これはよく言われていることですので、改めてここに書いておきます。
もしこれからコーヒーを始めようとする方は覚えておいたほうがいい言葉です。
「お金をかけるならまずグラインダーから」
実際そうなんです。
極端な話、エスプレッソマシンはお湯が沸いて9気圧で抽出できれば必要十分といえます。
しかしグラインダーの質が悪ければ、良い抽出を行うことはできません。
エスプレッソの話をしていますが、これはドリップにおいても同じです。
コーヒーの挽き目が揃わなければ均質な抽出ができないためです。
また様々な抽出方法に合わせた挽き目もあるため、それらに対応したグラインダーが必要です。特にエスプレッソの場合エスプレッソ用の極細挽きに対応したものを購入する必要があります。
コーヒー用グラインダーを選ぶ際のポイントとして、刃の形状があります。
ざっくりと記載しておきます。(全て電動のもの)
①ブレード式(プロペラ式)
単純に刃がぐるぐる回って、それによってコーヒー豆をカット(粉砕)します。安価ですが均質さに欠けます。
②フラット刃(臼式)
2枚のフラットな刃がコーヒーをカットします。石臼で挽くことになぞらえて臼式と呼ばれます。プロペラ式よりも均質に挽くことができます。
③コニカル刃
円錐状の歯を使用したもので、低速で挽くことでコーヒー粉が熱を持たず風味を維持してくれるといわれています。
プロペラ式よりも均質に挽くことができます。
家庭用では主にこの3つのタイプになると思います。
手軽さや導入費用、味なの個人ごとに重視するポイントが違うと思うので一概にどれがいいとは言えませんが、やはりフラットかコニカルのグラインダーを導入しておけばいいかなと思います。(私はどちらも持っています)
そしてその時に購入を決めたグラインダーが”eureka mignon specialita”というグラインダーです。
(買ったものと同型ではないですが、参考に貼っておきます)
値段の割に良い性能だと感じましたし、手入れもしやすいとのことだったのでこちらのモデルにしました。
あれよあれよという間に欲しいものが決まってしまい、初の個人輸入へと突入していくのですが、それについてはまたの機会に。